フルサイズを超える。FUJIFILM GFX50S IIを購入

これでカメラを買うのは最後になります(n回目)

 

Royal Street Journal ”をお読みいただきありがとうございます。

カメラを趣味として初めてから僕はこれまで様々なメーカー、様々なセンサーサイズのカメラを使用してきました。

 

遍歴にまとめるとこんな感じ。

メーカー 機種名 センサーサイズ
2015 Panasonic GF7 マイクロフォーサーズ
2016 Nikon D5600 APS-C
2017 Nikon D750 フルサイズ
2017 Sony α7II フルサイズ
2018 Sony α7III フルサイズ
2021 Sony α7RII フルサイズ
2021 Sony α7SIII フルサイズ
2022 Sony α7IV フルサイズ
2022 FUJIFILM X100V APS-C
2022 FUJIFILM X-T4 APS-C
2023 Panasonic S5 フルサイズ

なんと見るに堪えない遍歴でしょう。

一つのカメラを長く愛せよと説教したくなる。

 

台数ベースで見たら年1以上でカメラを買い替えている計算。

ここまでくるともはや病気なのではと疑う。

まあこのような感じでカメラをとっかえひっかえしてきた人生でした。

新しいもの好きという性格はまじで困る。

新製品がこの世に出るたびに「このスペックが改善されたから買わなければならない、さもなくば我死す」という狂った発言をするのは一度や二度ではない。

 

そんな自分が新しいカメラを購入したので、作例を交えて紹介させていただきたい。

今回購入したカメラは今後の物欲を全て払拭してくれる。そんな予感がするカメラではある(説得力なし

 

GFX50S II を購入。

今回購入したカメラのGFX50S IIです。

FUJIFILMから発売されているミラーレスカメラです。

なぜ僕がこのカメラを買ったのか、上に書いたカメラ遍歴を見た人からしたら

どうせ気まぐれで買って理由なんてないんだろ?

と思われるかもしれないですが、一応理由はあります。

  • FUJIFILMであること
  • フルサイズより大きいセンサーサイズとボディのサイズ感
  • 動画機能が最低限であること(写真を撮ることに集中できること)

といった感じ。

FUJIFILMであること

見るに耐えないカメラ遍歴の中で今手元に残っているカメラは実はFUJIFILMのX-T4のみ。

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上の記事でも触れていますが、FUJIFILMのカメラを初めて使ったその日から、FUJIFILMの「色味」に惚れてしまいました。

なのでこれだけカメラを取っ替え引っ替えしている筆者もFUJIFILM機だけは絶対に手元に残しておこうと誓っておりました。

フルサイズより大きいセンサーサイズとボディのサイズ感

センサーサイズ左から:APS-C,フルサイズ,ラージフォーマット

FUJIFILMのX-T4を使っていて唯一気になっていた点(不満点ではない)がAPS-Cというセンサーサイズ。

実際、APS-Cでも撮影になんも支障はないし、必要十分ではある。

ですが、これまで5、6年近くフルサイズを使い続けていた身として、センサーサイズが大きければ大きいほど、安心感も大きい。

GFX50SIIは、フルサイズのセンサーよりもさらに大きいラージフォーマットといわれているセンサーを搭載しています。(中判よりは少し小さい)

高解像度でありながら、優れたダイナミックレンジを持ち、色再現性も素晴らしいです。

カメラをやっていると「いつかはフルサイズ」という言葉をよく聞きます。

私も期間は浅いながら、これだけの期間、カメラを趣味としていると、周囲は当たり前のようにフルサイズのセンサーを搭載したカメラを持っています。

自分はさらにその上の大きいセンサーで写しだす、光の諧調、質感を表現してみたくGFX50SIIを選択しました。

 

さらに写真の通り、カメラを3つ並べましたが、大きいセンサーを搭載したからといって、そこまでボディの大きさがバカでかいというわけでなく、常識の範囲内のサイズとなっております。

持ち出すのにもそこまで億劫にならないのが個人的に重要だったので、このサイズ感は一つの購入のポイントとなりました。

動画機能が最低限であること

これデメリットじゃね?という項目ですが、個人的にはメリットであるポイント。

SNSや最近のメディアでは写真よりも動画が主流という風潮が見受けられ、最新のカメラも写真機ではなく、動画機という側面も兼ね備えております。

やれ、4K120Pだの8K60Pなど上を見たらキリがありません。技術革新という点でそういうのは大歓迎ではあるのですが、今回僕が求めていたのは「写真に集中できる機材」であること。

GFX50S IIの動画機能は4K動画機能はなく、FULL HD30Pと本当に最低限の機能しか積んでいません。

もちろん動画を撮影できないということではないが、最近の主流からはやや逸れている傾向です。

だから、このカメラを持っている時は「今日は動画を撮ることをきっぱり諦め、写真に集中しよう」というマインドを得ることができます。

GFX50S II の外観をチェック

外観は普通にかっこいい。

GFX100Sというカメラのボディを流用しているのですが、それにより本来コストが原因で中々手にしづらいフルサイズより大きいセンサーを搭載したカメラを購入しやすくなったため、流用だからといってマイナスな印象は全くありません。

ボディは流用しているが、側面を見るとちゃんと「GFX50SII」と刻まれております。

ただ、これ以外高価なGFX100Sと差別化がされていないため、GFX100Sユーザーがどう思うのか少し気になるところではある。

軍幹部。

あまり評判の良くない肩液晶。いまだにこの肩液晶を有効活用できる気がしておりません。

ぶっちゃけX-Tシリーズみたく、シャッタースピードや露出のダイヤルがあった方が助かるとは口が裂けても言えない。

流用デザインだから仕方ないね!

背面液晶。

最近流行りのバリアングル液晶ではなく、三方向チルト式。

個人的に写真を撮る上ではこの液晶が最高です。

縦のローアングル、横のローアングルのどちらも撮りやすいので写真機は一生このデザインでいいと思ってます。

背面部。

だいぶシンプルな作り。少し欲を言うならば、十字キーが欲しかったところ。

あとQボタンが少し押しづらい。ただ、ここらの操作性は慣れに近いので撮って撮って撮りまくって早く慣れてしまいたいところ。

GFX50S II の作例

今回の作例で使用したレンズはGFX50S IIのキットレンズである、GF35-70mm F4.5-5.6 WRというレンズで撮影しております。

キットレンズながら、写真の写りやキレから見るにラージフォーマットセンサーを活かしきれているような、めっちゃコスパの良いレンズです。

ボディ単体か、レンズキットのセットどちらかの購入で迷われている方がいたら、レンズキットのセットをお勧めします。

僕自身、夜景を撮る機会が多く、日中はあまりセンサーサイズの恩恵を受けないのかなと思いながら撮影をしましたが、広いダイナミックレンジから中々白飛びをしないので、しっかり恩恵を受けることができました。

ダイナミックレンジが広い=白飛び黒潰れしない

という当たり前の等式をすっかり頭から飛ばしていたので、知識不足を痛感(´・ω・`)

中々白飛びしないということで表現の幅が広がりそう。

 

F値が4.5-5.6の可変式で、写真を少ししたことがある人から見たら、三脚なしの手持ちで夜景を撮るには少し心許ないF値ではあります。

ですが、大きいセンサーサイズならではの高感度耐性があり、さらにGFX50SIIは強力な手ぶれ補正も搭載しているため、よっぽど灯りがないところを除いては手持ちの夜景撮影でも難なくこなしてくれます。

まとめ

まだ購入したてということもあり作例が少ないのが残念なところであり申し訳ないところ。

このカメラの難点が純正レンズがアホみたいに高く、一善良な庶民である僕はホイホイレンズを買うことができなく、オールドレンズ等で補っていくことしかできないということ。

GFX50SIIで使用できるオールドレンズを数点購入しておりますので、それもじきに記事にします。

それ以外の難点はあまり思い浮かばないので本当に良いカメラなんだなと思っております。

ただあまり難点ばかり探してもも仕方がないので、良い面を全面に活かして満足できる写真を量産していきたいと考えております。

 

それでは(°▽°)

 

 

 

 

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