Artなレンズ。「Sigma 85mm f1.4 dg dn」を開封。

 早くポートレート撮りたい。

 本日も” Royal Street Journal ”をお読みいただきありがとうございます。Hiroです。

 皆さんはSigma社Artレンズというものをご存知でしょうか?カメラをやっている人であれば、9割以上が聞いたことあるかと思います。Artレンズのイメージは、『画質も重量も最高』。
 この世において「全て」を手に入れるのは難しいので、最良のものを得るには取捨選択をしていき、自身に適したものを探す必要があります。
 SigmaのArtレンズというのは、「軽量化」という概念を捨て、「画質」というものを選択している。そんなイメージでしたが、新しく発売されたレンズを見て印象が大きく変わってしまいました。これはいわゆる「全て」を手にできるレンズではないでしょうか。

Sigma 85mm f1.4 dg dn | Art

 ミラーレスカメラ専用に新設計された85mm F1.4 DG DN | Art

 元々Sigmaからは85mmのレンズ「85mm F1.4 DG HSM|Art」はありましたが、重さがソニー用ですと、1245gと中々の重量級。写真の写りは文句なく最強ということで、重さとトレードオフしてでもその重いレンズを買おうか悩んだ時期もありました。ですが、彗星の如く現れた新しい85mm。その重さ、625g。前のレンズから約半分も落としてる。結果にコミットしすぎ。
 画質を上げて、重量というネックなポイントもクリアしてる。こういう企業努力と言いますか、ネックと思ってた箇所を気休め程度ではなく、大きく改善して顧客にフィードバックしていくという姿勢、本当に感服です。

思ったより小さい箱で来た

 いつもお世話になっている、”マップカメラ”さんの箱。この箱だけでテンション上がってしまうのは僕だけではないはず….。
 発売日である8/27当日に問題なく届き、安心しました。(早く予約しておいてよかった〜)

 想像よりも小さい箱でした。え、大丈夫?レンズ入ってる?というのが所感でした。安心してください。入ってました。
 比較するモノを置いていないのでイメージが湧きづらいと思いますが、レンズの軽量化に伴い、箱も小さくできたのでしょう。そして何よりシンプルで無駄のないデザイン。まあ、箱のレビューしても仕方ないんですけどね(笑)

 新しいガジェットって開けるときが一番ワクワクしますね。
 そしてご対面。うーん、かっこいい。
 内容物としては、レンズ、レンズフード、レンズポーチ、保証書などの各種書類といった感じでした。

ファーストインプレッション

 見た目は無骨でカッコよいです。鉄の質感がたまりません。Artレンズの証である “A” の刻印が所有欲を満たしてくれます。

 そして注目の重量感。

   かっっっっっるぅぅぅぅ〜い。これは軽すぎる。

 マジです。こんなリアクションでした。一般的に600gという重量は軽い部類には入らないと思いますが、普段から重いレンズを装備している自分からしたら、この軽量感は革命でした。

 そして絞りリングがとても便利!いい!(語彙力)
 クリックのオンオフも切り替えられるので、スチルだけでなく映像作品を作成される方にも良いですね。絞りリングをいじりながら操作していると「俺、写真撮ってる」感が出るので嬉しいです。

装着イメージ

 フードを外したものと装着したもので並べてみました。小型フルサイズである SONY α7III にぴったりなサイズ感です。
 これなら街撮りのためにスナップで手元にあってもあまり怪しくなく、自然な感じですね。大きいレンズは写りが良く撮ってて楽しいですが、周囲の目も気にしながら撮影しなければいけないので、気を使います。ですがこれならその心配もなさそうです。

ちょっと撮ってみた

 ボケボケ〜。
 知ってはいましたが、85mmでのF1.4は改めて体感してみるとすごいですね。ボケが強すぎて、ただボカすだけじゃダメなんだと思い知らされます。この写真もピントが甘い感じがします。ちゃんとF値考えながら撮影しないとなぁ。

期待値、高め。

 発売日から浅く、まだ十分な作例を撮影ができていないので、撮影したらまた記事にします。

 軽さ、明るさ、画質、デザイン性、AF速度。どれにおいても妥協がなく、完成度が高いレンズだと感じました。
 また、「Sigma のArtラインシリーズは重い」というイメージを完全に覆されました。この新しいレンズと共にたくさんの写真を撮影していきたいです。よろしくね。

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