ここまでたどり着くのにかなりお金がかかりました。
本日も” Royal Street Journal ”をお読みいただきありがとうございます。Hiroです。
今回は、
- これからカメラを趣味にしようかなと考えている方
- カメラを買ったばかりの方
- 次に何のレンズを買おうか迷ってる方
向けの記事となります。
僕自身カメラを趣味にしており、これまで楽しいカメラライフを過ごさせていただきました。
もし今の考え方や写真の経験があった状態で転生とかしちゃったら、どんなカメラを買い、どんなレンズを揃えていくのかを妄想したものになります。
過去を振り返り、これからを見直す。
後悔が人を強くするように、過去起こったことを今一度思い起こすことで、一皮剥けた人間になれる。
ポケモンでレベルアップしていく際に経験値を溜めると言いますが、
本当にしっくりくる表現だなぁと。
まあこれから書いていくのはカメラとレンズの話なんですけどね。
何を撮りたいか考える。
これからカメラを始める方は、始める前にどんなものが良いかを調べるため、インターネットという大海に身を投じ、自身に合った最適解とそれを裏付ける根拠が書いてあるようなサイトを探すかと思います。
この記事もそれらの記事の一つの意見に過ぎませんので、あくまでも参考程度にしていただければ嬉しいです。
カメラを選んでいく上で重要なのは3つの要素です。
- 何を撮りたいか
- 予算
- フィーリング
予算に縛られない大富豪の方からしたら要素は2つになるのでシンプルで分かりやすいですね。
油田掘り当てて、石油王になりたい。
まずは、あなたが『何を撮りたいか』というのを考えていきましょう。
今回は、「ディズニーで写真を撮る上で」という前提条件のもと、
僕が考えられる数パターンを列挙してみます。
もし、「撮りたいもの」が被っていたり、
近しいものであったりしたら是非参考にしてみてくださいね。
- 風景
- ショー・パレード
- スナップ
他にもあるかと思います(ポートレート等)が、この辺りがメインになるかと思います。
撮りたいものが決まったら、あとはカメラとレンズの組み合わせを考えていきます。
予算等の制約はあるかと思いますが、どのパターンを選択しても約15万円くらいの予算で想定します。
カメラって高いですよね…。
一生物の趣味になると思えば安いモノだと暗示をかけて僕もここまできました。
Case 01 風景
まずは風景写真を撮影したいという方へ。
個人的にディズニーで風景を撮影する際は超広角のレンズが必須になってくるのではないかなと考えております。
天気のいい日なんかは気持ちの良い青空とディズニーのファンタジーな世界を広いレンズで一枚におさめることでき、写真がちょっと上達したのではないかと錯覚します。
カメラとレンズ
僕自身この風景というフィールドでたくさんの写真を撮影しております。
これについて考えるのに相当頭を悩ませました。
色々と考えた結果、性能と予算のバランスをいいとこ取りできるような組み合わせを。
モノゴトを考える上で妥当な思考方法になります。
マリオカートのキャラ選択でいうところのマリオですね。(分かりづらい)
風景写真ということで精細な画を表現することが一つのポイントになると考えます。
また今回は初心者様向けのコンセプトということもあるので、
「風景写真はフルサイズやろ!!」
という意見もあるかと思いますが、どうか矛をお納めください。
Nikon D5600
カメラは、”Nikon D5600“ をお勧めします。
Nikon意外にもCanonやSonyなどたくさんのメーカーがあります。
その中でなぜNikonなのか。
「僕が過去使っていて、とても使いやすく、そして紹介がしやすい。」
一般的にNikonというカメラメーカーの写真写りの特徴の一つとして、見たままの自然な発色というのが挙げられるとのこと。
対してCanonというメーカーは、鮮やかな発色が特徴になるらしいです。
風景撮影に適しているのは「見たままの自然な発色」で捉えることが良いと言われております。
ここまでは、メーカーとしての風景写真と撮るときのカメラの勧めで、じゃあなぜNikon D5600 という機種なのか。
- 軽い(約420g)
- タッチ液晶(設定変更が簡単)
- バリアングル(ひしゃたいが低い位置にあっても変な姿勢をとらなくて良い)
- Wifiで写真をすぐに転送できる。(早くSNSにアップしたいもんね)
ユーザービリティの面での特徴を列挙しました。
もちろん『操作性が優れている。』『写真の画質が良い。』など特徴をあげたらキリがありません。(このカメラを特集した記事を書ければ良いな….。)
レンズ
レンズは、”sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM” と ”sigma 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM”
の2つのレンズをお勧めします。
これらを揃えてしまえば、画角的に6,7割は撮りたいものが撮れるのではないかと思います。(遠くにある被写体を撮影するというのは難しいですが)
大きな声では言えませんが、僕はこの2つのレンズを所持したことがございません。
「じゃあなんで勧めるんだよ!」とお思いになるかもしれませんが、
これらと同じ画角になるレンズは所有しているので、”どんな風景が撮れるか”をお見せしたいのと、その他に僕が着目したこれらのレンズをお勧めできるポイントがあります。
- 変動しないF値
- 超広角から中望遠まで対応できる
- 発売が少し前のため、お財布に優しい
『超広角から中望遠まで対応できる』というポイントで作例を添えます。
例えば、sigma 10-20mm F3.5 EX DC HSM のレンズの焦点距離の画角では、
アーチ構図のシンデレラ城の写真を撮ることができます。
一般的に”超広角レンズ”と呼ばれているレンズは、空を広く写したり、建物を一枚の写真におさめることができるレンズなので、風景写真にはもってこいのレンズになります。
ですが、”超広角レンズ”には使いどころが難しい場面もあり、広く写すことができるゆえにそれがデメリットに陥る場合もあります。
例えば、以下の写真は、
超広角レンズでハーバー越しに ”ソアリン ファンタスティックフライト” を撮影したものとなりますが、広い画角を撮れるレンズゆえに余白が多いです。
しかし、sigma 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM の画角のレンズですと中望遠までカバーするので、
このくらいまで寄ることができて、ダイナミックに見えます。
実際どちらが好みかと問われてしまうと、人によって意見は分かれてしまうでしょう。
どちらも別に好みではないという人もいます。
ですが、写真は人それぞれの感性で優劣があまりないということが一つの醍醐味かと思います。
自分が良いと思ったものが一つの正解となるし、それ以外にもたくさんの正解が用意されてます。
自身の感性を体現するのにレンズ交換は手段の一つになるのではないかと考え、2つ紹介しました。
風景写真は人それぞれの良いと思った視点でシャッターを切るので、自分で撮るのも楽しいですし、人の写真を見るのも楽しいです。
みなさんも自身が良いと思う風景をカメラにおさめてみるのはいかがでしょうか。
Case 02 ショー・パレード
ショーやパレードを撮影されたい方へ。
このジャンルは撮りたい被写体が動いたり、距離が離れていることが想定されます。
そのため望遠レンズという遠くの被写体を撮ることができるレンズがお勧めとなります。
カメラとレンズ
動いている被写体を捉える際、”AF(オートフォーカス)”のスピードというのが重要になります。
カメラメーカーによっては”瞳AF“という機能を搭載したカメラも存在します。
”瞳AF“というのは、ただ動いている人にピントを合わせるだけではなく、そこから瞳を検出してそこにピントを合わせるというもの。
もう半端ないですよね。(語彙力)
SONY α6400
個人的におすすめなのが、この “SONY α6400” です。
世界最速0.02秒(*)の高速AFを実現し、高速・高精度な「リアルタイム瞳AF」「リアルタイムトラッキング」機能搭載の小型・軽量一眼カメラ
この謳い文句で撮れなかったら、自身の力加減がないのではないかと考えてしまいますよね。
ですが、逆説的に考えて、これだけすごいAF(オートフォーカス)ができる機能を搭載しているのであれば、ご自身の好きなキャラクターやダンサーを撮るときにピントを外すという確率は限りなく低くなるでしょう。
優れたカメラの機能に頼るのも手の一つ。
α6400はより優れたAF(オートフォーカス)機能を搭載していると聞くので、動くものを撮る際は良い相棒になると思います。
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)
こちらの ”TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)” はいわゆる高倍率レンズと言われております。
高倍率レンズは、広い画角(写真左)や寄った画角(写真右)などマルチなシーンに対応できます。
ショーやパレードを観覧している時は、ご自身の好きなキャラクターやダンサーが遠いところから近くまでやってきますよね。
これだけズームができるレンズであれば、
レンズを交換するという時間というロスを失くし、シームレスに写真を撮影することが可能となります。
- α6400 のAF機能
- TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)のズームレンジ
この2つを組み合わせれば、おおよその写真が撮影できると思います
実際この記事を書いていて、この組み合わせがショー・パレードを撮影するという目的を超えて写真を撮る上で最適解なのではないか?とも思ってたりします。
強いて、欠点をあげますと、どちらも新しめの機種になるので新品で購入する場合は値段が張ります。(マップカメラだと税込185,940円)
※中古の場合だともう少し抑えることも可能
そしてこのTAMRONのレンズはもとはフルサイズというセンサー規格のカメラに対応しているものなので、あなたが今後写真という世界にのめり込み、SONYのフルサイズのカメラを購入するというステップアップの際も何も問題なく使用することができます。
これはもう実質タダですね。(暴論)
Case 03 スナップ
スナップを撮りたい方へ。
スナップとは言ってもどう定義すれば良いか少し難しいですが、
「のんびり散歩しながら良いなあと思った光景。なんとなく立ち寄ったお店で見た可愛いアイテム。見た目が綺麗で美味しそうなご飯。」
何かこう感性に訴えかけるモノとでも定義しておきましょう。(雑)
これはおそらくみなさん次第になります。
スマホが強い。
気軽にスナップ写真を撮りたいという方に重要となるポイントは
”いかに身軽に散歩できるか”
ではないでしょうか?散歩するのに重いカメラなんか持ちたくないですもんね。
実際 iPhone 等のスマホでも問題ないです。最近のスマートフォンの画質は驚異的です。
美味しかったフードやドリンクを撮影する時は、
”ポートレートモード”を使って背景をボカすことで強調することができます。
ボーッと歩いている最中に良いなあと思った景色も
構図を意識すれば、見栄えが良いものになります。
そしてお城の天辺付近を飛行機が飛んでることを確認できる解像感。
最近のスマホ、侮れぬ….。(これらの写真は全て、iPhone Xで撮影したものとなります。)
夜景などの暗い環境では、まだ一眼などのカメラには及びません。
ですが、昼間などの明るい時間帯に関して言えば、一眼で撮った写真と遜色のないレベルまできていると思います。
スマホのカメラ機能は、写真という世界に入るのに一番ハードルが低いアイテムだと思います。
「スマホで撮影した写真をLightroomという写真編集ソフト(アプリ)に取り込み色味や明るさを変えてみる。」
このアクションをするだけでも写真の面白さが少しは伝わるかなと思います。
おわりに。
ここまで数パターンに分けて、そのパターンにあったカメラを紹介しました。
ですが、高いカメラ、高いレンズを買ったからといってすぐに写真が上手になるわけではありません。
何度も何度も撮影して、失敗して、それでもめげないで撮って、試行錯誤を繰り返すことでちょっとずつ自分の撮りたいモノのイメージと近くなっていきます。
カメラやレンズは手段であり、ゴールではありません。
「ひたすら撮影しまくる。」と言いましたが、もちろんマナーを守ることが最も重要です。
例えば、ディズニーのような遊園地では、
- 他のゲストの迷惑にならないようにする。
- 三脚は使わない。
- 自分の頭より高いところにカメラを持っていかない。
などといったマナーがあるかと思います。
マナーやルールを守れないで撮られた写真には一切の価値がないです。
色々書きましたが、自身の経験を元に初心者の方向けにどんなカメラが良いか、僕目線で書いてみました。
もちろんこれは正解でもなんでもなく、一個人の意見にすぎないの参考程度に見ていただければ嬉しいです。
この記事が、今カメラ選びで少しでも悩んでる人のヒントになれば幸いです。