【作例あり】マイナーレンズ?Viltrox AF 27mm F1.2 Proをレビュー

厨二病なので少数派という響きが好きです。

 


” Royal Street Journal ”をお読みいただきありがとうございます。Hiroです。

皆さんは、Viltroxというメーカーをご存知でしょうか?

Viltrox(ビルトロックス、英名:Shenzhen Jueying Technology Co.,Ltd.)は、2009年に起業した中華人民共和国深圳市の深圳市爵影科技有限公司が展開するレンズブランドである。
(出典:Wikipedia
漢字多くてむずい。そう、いわゆる中華レンズというやつです。
中華レンズは”安かろう、悪かろう”というイメージを持たれがちですが、最近の中華レンズはどうやらそうではないらしいです。
今回、Viltroxから発売されております、Viltrox AF27mm F1.2 Proを購入してみましたので、作例を交えて紹介していきたいと思います。

VILTROX AF 27mm F1.2 Pro

外観

総金属製です。非常に高級感溢れており、純正フラッグシップのレンズと比較してもその高級感に遜色がありません。

そして何より絞りリング搭載。ここポイント高いです。

またViltroxのレンズの中でもよりグレードの高いレンズにのみ付けられる”Pro”バッジ。FUJIFILMの純正レンズでいうところの赤バッジでしょうか。メーカーの意地を感じられます。

スペック

価格 79600円
焦点距離 27mm(フルサイズ換算:約40mm)
解放F値 F1.2
手ぶれ補正 なし
最短撮影距離 0.28m
フィルターサイズ 67mm
質量 約560g

見どころはやはりF1.2の大口径であることでしょうか。APS-C用のレンズではありますが、とても大きなボケを得ることができます。

最短撮影距離も0.28mmとフルサイズ換算で40mmと標準レンズであることを考慮すると結構被写体に寄ることができます。

ですが、大口径レンズということもあり、APS-Cの単焦点レンズとして重量560gははっきり言って重いです。

スペック表に記載しておりませんが、AFも素早く静かで正確です。

作例

YouTubeみたいな映像じゃない限りどれだけAFが早いとか挙動とかをお見せすることはできないので、このレンズでどんな写真が撮れるのかというのをお見せします。

フルサイズ換算40mmなので個人的に得意な画角ではないです。ポトレからスナップ、風景などなんでも撮影できる故、裏を返せば使いこなすのが難しいすごくカオスなレンズです。

個性ある作例を撮るには撮影者の工夫と被写体の工夫が必要になってくるかも。

つけっぱなしにしておくにはとてもいいレンズです。

APS-Cのレンズですが、絞りをF1.2まで開放できるので、背景を強くボカす事も可能です。

いいと思った景色を如実に写してくれるので、先ほども言ったがつけっぱなしレンズの要件としては最高レベルです。

ほとんどのシチュエーションで平均以上を叩き出せるレンズ

というのがViltrox AF27mm F1.2 Pro を使用した感想。

不満という不満は全くと言っていいほどないが、不満がないことが不満というレンズ。

  • AF早い
  • ボケ感のコントロールが容易
  • 性能から考える値段も高くはない(7万円台)

純正で同じ性能のレンズが出たら、おそらく10万円は超えてくるだろう。純正というブランドバリューにこだわりがない人はこれで十分だし、純正では同等の物が取り揃えられていないのでこのレンズがいいとなるまである。

標準域の単焦点の購入を考えている人はこのレンズもぜひ検討に入れて欲しい。

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