軽さと明るさをその手に。「フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4 SC」

常につけておく最良のレンズを見つけました。

” Royal Street Journal ”をお読みいただきありがとうございます。Hiroです。

ちょっとそこら辺を散歩。

「運が良ければふとした瞬間を写真に収めたい。」
「でも重いカメラは持ち歩きたくない。」
「けれども写真は撮りたい。」
「iPhoneでも十分良い写真が撮れるのはわかってるけど、クオリティにもこだわりたい。」

そんなワガママなみなさんに朗報です。

それらを一気に解決できてしまうかもしれないレンズを購入したのでレビューしてみようかと思います。

そのレンズの名は、『Voigtlander(フォクトレンダー) NOKTON classic 40mm F1.4 SC』。

開封

いつもお世話になっております。安定のマップカメラでございます。

この箱を見るたび、
新しいモノを買った多幸感」と「高価なモノを買ってしまった不安感
が同時に押し寄せてくるというのを経験しているのは僕だけではないはず。

箱を開けるとさらに小さい箱が。
今回購入した、
Voigtlander(フォクトレンダー) NOKTON classic 40mm F1.4 SC
は明るさと軽さを両立したすごいレンズです。

その代わりにAF(オートフォーカス)という機能を削り、MF(マニュアルフォーカス)でピントを合わせるレンズでもあります。

機械が勝手にピントを合わせてくれるという便利さをトレードオフしてでも明るく軽いレンズを求めていた自分にはぴったりのレンズでした。

箱から取り出してみたら思った以上に小さくて驚きました。

この小ぶりな感じ、可愛い…。

ちなみにレンズの重量は175g
身近なモノで比較すると、例えば iPhone 12の重量は162g で iPhone 12 Pro の重量は187g

お手持ちのiPhoneと近い重さではありますが、iPhoneよりもサイズ感が小さいのですが持ってみるとズッシリとした重さを感じました。見た目より詰まっているという印象。

NOKTON classic 40mm F1.4 SCの作例

F1.4のボケ感はやはりすごいですね。

ボケボケで背景が完全に溶けてしまってます。

このレンズの難点が、設定データが残らないこと。

こちらの写真、正確な設定が残っていないので信憑性に欠けますが、おそらく絞りがF5.6(もしくはその前後)で撮影した写真になります。

1枚目の写真と違い、絞ると結構解像してくれるというのが正直な印象。
スナップ撮影には十分すぎる性能です。

曇りの日に逆光で撮影したもの。

葉の透け感も表現できていて個人的に好きな一枚。

逆光下で撮影した写真。
レンズ自体が少し前に設計されたものなので、フレアやゴーストが盛大に入ってしまいます。

逆光下ではコントラストや色彩表現が低下するという印象を受けました。

レンズ自体が小さく、カメラに常につけていられるので一回一回の撮影がスナップ感覚で撮ることができ、普段撮影しないような場面でも気軽に撮ろうかなという気持ちにさせてくれます。

小さくて軽いのは正義

あらためて、このサイズ感なのにF1.4という明るさを持つこのレンズは反則なのではないかと思います。

何より値段もそこまで高価というわけではないというのもメリットの一つに挙げられ、新品でも40000円しないくらいで購入できます。

F1.4のレンズにしては安いのではないでしょうか。

またこちらのレンズはライカMマウントという規格なので、僕のようにSONYのカメラで使いたいといった場合は適したマウントアダプターが必要になってきます。

ですが、元々MFオンリーのレンズなので、アダプター自体も安価な値段(約3000円くらい)で購入することができます。

丁度良いサイズ感のため、最近はこのレンズをつけっぱなしにしておりますが、以前と比べ圧倒的にシャッターを切る回数が増えたと感じております。

写真はシャッターを切ってナンボなところもあるので、このレンズで素敵な写真をどんどん撮影していき、充実したカメラライフを過ごせればと思います。

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