力こそがパワー(は?)
” Royal Street Journal ”をお読みいただきありがとうございます。
「何かを得るためには同等の代価が必要になる。」
錬金術師である我々はこの等価交換の原則の下に生きなければなりません。
今回僕はこの明るさのズームレンジを得るために軽量化という道を捨てました。
SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art
はい、新しいレンズ買ったお!というだけの話。
SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art というAPS-C用のレンズです。
このレンズはEFマウント(Canon)、Fマウント(Nikon)、SAマウント(Sigma)の3マウントしかありません。
FUJIFILMユーザーである私がどのようにしてこのレンズを使っているかはこちらの記事をみていただけと思います(・∀・)
FUJIFILMのカメラを使ってみたいCanonユーザーとCanonレンズを使いたいFUJIFILMユーザーに朗報です。 カメラを趣味として少し経ったあと、気になるのが自分が使っているカメラとは別のメーカーのカメラ[…]
なんでこのレンズ買ったん?
このレンズが欲しかった理由なんですが、僕がよく撮影するジャンルというのが固まってきており、それがこのレンズを購入することによってそのジャンルのおおまかを担うことができるからでした。
- ポートレート
- 風景(都市やディズニーなど)
- ディズニーでのエンターテインメント
風景とポートレートはほぼ同列ですが、上から僕のよく撮影するジャンルとなっています。
もし、僕と撮影するジャンルが近いという方はこれから書く記事が少しでも参考になれば幸いです(・∀・)
外観と簡単なスペック表
外観
外観と言ってもレンズの写真なので、見る人によっては、ただの黒い鉄の塊にしか見えません。
スペック表
自分がレンズのスペック表を見る際によく見ているところだけを抜粋して表にしています。
焦点距離 | 50mm~100mm(フルサイズ換算:75mm~150mm) |
開放絞り | F1.8通し |
最小絞り | F16 |
手ぶれ補正 | なし |
最短撮影距離 | 95cm |
フィルターサイズ | φ82mm |
質量 | 1,490g |
種別 | APS-C用ズームレンズ |
中々個性のあるズームレンズです。焦点距離をご覧いただくと、中望遠全域をF1.8通しでカバーしてくれるレンズなのでとても汎用性の高いものとなっております。
作例
僕がよく撮影するジャンル別に作例を載せていきます。
ポートレート
風景
ディズニーでのエンターテイメント
SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art の魅力と気になるポイント
SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art の魅力
F1.8通しのズームレンズであること
様々なカメラメーカー・レンズメーカーがある中で、F1.8通しのズームレンズを製造しているところなんかは中々聞きません。
シネマレンズとか製造しているところはもしかしたらあり得るかもしれませんが、少なくともコンシューマー向けで製造しているのはSIGMAくらいかと思われます。
そして何より50-100mm(フルサイズ換算:75mm-150mm)というズーム域はポートレートやエンターテインメントを撮影するのに適しております。
僕はこのレンズの他とは被らない唯一性が一つの魅力だと思っております。
Artレンズとしての矜持|最高の描写力
あらゆる設計要素を、最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発。高水準の芸術的表現を叶えるアーティスティック・ライン
アーティスティックな、あるいはクリエイティブなマインドを持った方々の高度な要求水準を満たす、圧倒的な描写性能。芸術的表現力に最大の力点を置いて開発されており、サイズや多機能性に優先して「とにかく描写性能を」との期待に応えうるライン。風景、ポートレート、静物、接写、スナップをはじめ、作家性を生かした写真づくりに適しています。作品世界をつくり込むスタジオ撮影や、建築、天体、水中などあらゆるジャンルでの表現にも応えます。
引用:https://www.sigma-global.com/jp/lenses/lines/
SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art の気になるポイント
重い!!!!!!
これを買った人やブログ等で記事にしている人は絶対に言っていると思われますが、例に漏れず僕もこれは言いたい。
「いや、分かってて買ったんでしょ?」と言われてしまえばそれまでですが、想像を超える重さ(約1.5kg)。
このレンズの購入を検討している方はこの重量と付き合う覚悟のもと突き進んでください。
手ぶれ補正が非搭載
ボディ内手ぶれ補正が効くカメラを持っている人からしたらあまり関係のないお話です。
こちらのレンズ、この重量でありながらレンズ自体に手ぶれ補正の機能が搭載されておりません。
確かにこれだけF値が小さい明るいレンズであればある程度シャッタースピードが稼げるので不要かもしれませんが、あった方がやはり精神的に安心しますよね。
何を捨て、何を得るか。
いかがでしたでしょうか?
今回僕は、最高の画質を得ることを引き換えに機動力を削ぎました。
とはいえこの重いというデメリットに関しても、筋トレすれば解決しますし、みんながみんなこれがデメリットになり得ないんですよね。
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…
人によってはなんの欠点もない最高のレンズです(・∀・)
この記事がみなさんのレンズ選びの少しでも参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは(°▽°)