あえて前世代のカメラを買う選択肢。
” Royal Street Journal ”をお読みいただきありがとうございます。Hiroです。
風景撮影に新しいカメラを購入しようとしてるけど、画素数が高いカメラって金額も高くなるよな~、どうしよう。って悩んでいる皆さんこんにちは。
ある程度写真を撮ることに慣れてくると、高画素のカメラだとどれだけ精細な写真が撮れるんだろうって気になりますよね。
僕もこれまで使用してきたカメラが2000万画素台のものと十分な画素数がありながらも4000万画素以上のカメラってどんな写りするんだろうって気になってしまい、新しいカメラを購入する決意をしました。
SONY α7RIIを購入
最新の高画素のカメラとなってくると値段が高くなってくるものがほとんどです。
そんな中で僕が選択したのは2015年発売の「SONY α7RII」。
SONYのα7Rシリーズは簡単に言うと高画素のラインナップが揃えられたシリーズ。
現在はα7RIVまで展開されていますが、価格は税込みで387,060円(2021年現在)とちょっとお高め。
一世代前のα7RIIIも税込み319,150円(2021現在)とやはり30万円オーバー。
スペック等考えれば当然かもしれませんが、これは油田でも掘り当てない限りは難しそう。
そこでさらにα7RIIIから一世代前のα7RIIに焦点を当てたところ、中古限りではありますが、美品で123,800円。
安くはないですが、少し現実的な値段で、かつ現在においても全然第一線で使うことができるカメラだと思い購入してみました。
SONY α7RIIのメリットと気になるポイント
- 圧倒的な高画素数(約4240万画素)
- ローパスフィルターレス
- 本体価格がお手頃である。(中古美品で約125,000円)
- 手振れ補正搭載である。
メリットを見ててローパスフィルターレスとはなんぞや?ってなる人がいるかもしれないので、簡単に説明すると、ローパスフィルターがないということ。
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はい。
ローパスフィルターとは網目のものや連続模様とか写したときになんかモヤモヤした写りがあると思いますが、それを軽減・低減させるフィルターのことです。
具体的な事例だと、ポートレート撮影したときにニットの服を着てる人を撮影したときに出てしまうかなと。
ローパスフィルターレスは言葉の通りでそのローパスフィルターを取り除いたものになります。
え、取り除いたらメリットじゃなくない?と思うかもしれませんが、ローパスフィルターがあることにより解像度が低下してしまうとのこと。
解像度が低下してしまうくらいなら、取り除いてしまえというパワープレイ。
個人的には嫌いではない。
- 最新のカメラではない。(2015年発売)
- 電池持ちがイマイチ。
- 操作性が(最新のカメラに比べると)難しい。
- 瞳AFの実用性が低い
ここら辺は気になる人はとことん気になるし、気にならない人はとことん気にならないポイントになりそうですね。(語彙力)
僕はこのカメラを風景用と割り切っているので、これらのポイントはあまり気になっていないですが、電池持ちがもう少し良ければストレス0でした。
作例
最後の写真は撮って出しです。
たしかに条件は良かったのですが、それでも個人的にはいい色味を表現してくれて、これだけで買ってよかったと実感しました。
高画素機の威力
4000万画素オーバーの写真がどんなものか。
この見せ方が高画素の魅力を表現しているかはわかりませんが、例えば下の写真。
真ん中部分を切り取って、
拡大させたものがこれ。
夜景でかつ手持ち撮影でもこれだけ精細に描いてくれました。
高画素をもっと身近に。
年を重ねるごとに新しいカメラがたくさん発売されていきます。
高画素機も新しくなるたびに、4000万画素を超えて、6000万画素などレベルアップしていっております。
一部のプロや企業の技術力をアピールするといった意味ではもちろん必要なことではあると思いますが、多くのアマチュアからしたらこのくらいで十分かなと思いました。
なんなら4000万画素もオーバースペック気味ですね。
ですが、高画素はロマン。
上がれば上がるほど欲しくなってしまう。
どれだけ精細に写してくれるのか気になってします。ロマンだから仕方がない。
そのロマンを身近に感じさせてくれる、ちょっと古いSONY α7RIIは写真の写り的にも、そして価格的にももしかしたら最適なカメラの一つなのかなと思います。